農学部の就職先は専攻した分野により食品関係や畜産関係など幅広くさまざまです。
農学部の就職先を決めるのは本人がどの分野に興味をもち将来どのような道に進むか、ということでしょう。
農学部には、次の学科があります。
- 食料環境システム学科・・・生産基盤である水、土地資源の利用と保全、作物の栽培から流通までの食糧生産システムを教育する。
- 資源生命科学科・・・動物、植物、微生物とそれらの相互関係を遺伝子から生態系レベルまで幅広く学ぶ。
- 生命機能科学科・・・生命が生み出す多種多様な機能を作物、食品、科学物質、医薬品等の生産に活用するための専門知識を学ぶ。
- 獣医学科・・・犬、猫から猛獣にいたるまでの動物の医者となる。
大学によっては設置されていない学科もあります。
これらの専門知識を習得した農学部の就職先は、専攻した分野により、ずいぶん違うようです。
例えば農芸化学だと食品系やバイオ系だけでなく結構、化学系にも割り込んでいますし、畜産に興味のある人はペットフードや食品系の会社を選んでいるようです。
また農業工学系や土木系ならゼネコンや建設コンサルタント会社に就職する人も多いようですが、他の学科ではあまり見られません。
獣医学科を専攻した人は、動物病院などに開業見習い研修医や各地の保健所、食肉衛生検査所で環境衛生など食肉衛生に携わる仕事に就職しているようです。
また研究開発を希望する人は、大学院に進み修士課程を終了後、企業の主として研究職や開発職についているようです。
このように、農学部の就職先としては、公務員、教員、コンピューター関係、食品会社研究職、獣医、化学系の研究職など様々のようです。
全体的にみると、農学部は比較的官公庁に就職される人が多いようです。
なお学科別で公務員試験に合格し易いのは、
- 農学
- 農学経済
- 畜産
- 農業土木
- 林学
- 農業経済
だといわれており、中でも農学科系が採用人数も多く、次は林学系といわれています。
その反面他の学科は募集人員が少なく、加えて近年行政のスリム化により採用数が激減している傾向が見受けられます。
農学部の就職先を決めるのは、
本人が農学のどの分野に興味をもっていて、将来的どのような道に進みたいのか、
と言うことでしょう。
企業側としても、学部で採否を決めることはないと思いますよ。
学部による就職者の割合は、大学によって差はあるでしょうが、理学部や工学部よりも高いのではないでしょうか。
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