認知症グループホームをご存知ですか?
- Filed under: 医療
- Date: 3月 7,2009
認知症グループホームをご存知でしょうか。
要介護が必要である高齢者認知症の方が共同生活を行うグループホーム(施設)になり、2000年4月に介護保険法制定により新たに追加された介護施設です。
認知症高齢者グループホームは他の介護施設と大きく異なる点があります。
入居者の高齢者が少人単位であることで、家族的な介護を受けることができる点が特徴になっています。
また高齢者認知症の入居者がただ介護されるだけではなく、介護要員と共同生活を送ることで、認知症の進行を緩和させることを目的としている施設が認知症高齢者グループホームなのです。
認知症高齢者グループホームの入居者グループはユニット制が導入されており、1ユニットが最大9名の構成になっています。
ユニットは入居者の単位でありながら、介護要員の単位にもなっており、認知症高齢者グループホームを設置する場合においては2ユニット18名までが原則になっており、2ユニットを越す場合は施設として認められなくなっています。
認知症高齢者グループホームの件数は2007年で約9、000軒を超える認知症高齢者グループホームが存在しており、設置開始から5年間で6、000軒と急増していきました。
しかし急増に伴う、施設・介護要員の対応が不十分になり、結果サービスの質が低下している施設が存在、経営状態も全体的に上向きばかりではない問題もあり、新規開設の認知症高齢者グループホームが急減しているともいわれています。
そんななか全国認知症グループホーム協会は、グループホームの普及、サービスの向上を目的にさまざまな啓発・支援活動を行っており、研修情報や調査・研究事業などの報告、グループホーム関係法令の通達、全国グループホーム協会員事業所向けの法律相談のご案内などの支援を行っています。
全国認知症グループホーム協会のグループホームのあり方が実に魅力的なので紹介します。
本質は、認知症の方が小規模な生活の場で共同住居の形態をとることにより、食事の支度や掃除、洗濯などを介護要員が利用者とともに行います。
落ち着いた雰囲気の中で生活することにより、認知症状の進行を穏やかにし、家庭介護の負担軽減に資することにあります。
利用者にとって生活しやすい環境を提供し、少人数の中でよりよい関係をつくり上げることによって、行動障害を軽減させ、心身のともに穏やかに保つことを目的にしています。
認知症の方が、
「心身の痛みを緩和し」
「心を癒し」
「生活に満足できる」
ように導くのが認知症グループホームの本質なのです。
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