胃カメラがカプセルになりました。
- Filed under: 医療
- Date: 2月 28,2009
胃カメラがカプセルになって、検査がとても楽になりました。
錠剤を飲むように、飲むだけで検査ができるカプセル状の胃カメラは、飲み込む時にも苦しくない画期的な発明です。
胃カメラを飲んだことがある人は、飲み込む時にとてもつらい思いをしたことでしょう。
それは、長い管を口から飲み込み、喉、そして食道を通り、胃の中へいくわけですから、苦しいはずです。
管もだんだん細く、軟らかく進化してきましたが、検査時の苦しさにはあまりかわりがなかったように思われます。
そして今、患者の負担を軽減してくれるカプセル型のカメラが注目されています。
直径11ミリ、長さ26ミリの胃カメラカプセルは、大きめのビタミン剤のような形をしており、飲み込むだけで、小腸の中を検査することができます。
これにより、潰瘍や小腸ポリープを見つけられる確率が断然アップしました。
このカメラは、消化管の善導運動により、小腸を通り、約8時間かけて、5万枚ほどの腸粘膜の画像を撮影することができ、記録装置に画像が転送される仕組みになっています。
これらの画像を医師が見て、診断します。
小腸は、消化管全体の中で、75%も占めており、身体の中で1番長い臓器です。
長さは、6から7メートルにもおよびます。
今までの胃カメラでは、十分な検査ができなかったのですが、このカプセル状になったカメラによって、小腸の全体を観察できるようになったのです。
患者にとっても検査の負担が少なくなったのも嬉しいですね。
今までのように、身体にモニターを貼り付けたり、記録装置を腰につけたりする必要がありましたが、今度は水で飲み込むだけです。
検査の後も、普通に生活を送ることができます。
使い捨てのこのカメラは、排便時に身体の外に排出されたものを患者本人が回収することになります。
日本では、この検査を行うにあたり、原因が不明な消化管出血に限定して保険が適用されます。
検査の費用は、3割を負担する被保険者の場合で、約3万円だそうです。
医療現場で現在使用されているカメラは、イスラエルのギブン・イメージング社製のものです。
2001年に発売になったこのカメラは、世界中で約65万個も使われているそうです。
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